・今日読み終えた本
(130)“現代家族”の誕生―幻想系家族論の死 岩村暢子
―いま食を崩し始めている現代主婦(娘たち)の、その母親世代は戦中・戦後の食糧難時代に成長期を過ごし、「昔ながらの家庭の食」を食べることができずに育った人たちだったのである。(中略)どの母親も自分の親が昔作ってくれた日常の食事を「きちんとした」ものだとも思わず、「真似したい」とも「継承したい」とも思わずに大人になっていることが分かった。(本文より)