・今日読み終えた本
(4)美術館をめぐる対話 (集英社新書) 西沢立衛
美術館には、民間であっても公立であっても、ある公共性というものがあって、それはまさに町の一部で、町の人々が共有する財産です。それは道路とか公園が公共物であるのと同じで、経営的に成功しないからといって道路や公園を廃止しないのと同じで、街の財産としての美術館も、お金を作る目的で存在するのではなくて、僕らの生活を豊かにするためのものですから、経営や商業とは違う角度での評価も必要ですね。(p.55)