今日は非常に楽しい思いをしたが、読者の反感を買うといけないので詳述は避ける。

・今日読み終えた本
市川崑のタイポグラフィ 「犬神家の一族」の明朝体研究 小谷 充
たとえ作家本人の言説であっても、それは行為の終点からその軌跡を顧みて辻褄をあわせ、合理的に筋道を再構成した「物語」に過ぎない。状況から仮題が生まれ、さらに課題へと進行する創造のプロセスにおいて、作家の省みる物語がただひとつの真実を指し示しているとは限らないのである。(p.120)
構造計画の原理と実践 金箱 温春