化粧用ブラシ

すごい勢いで勢力を拡大している漢字の誤用9選

確率を確立  「成功する確立が高いです。」
意外を以外  「以外に美味しくてびっくりしましたぁ☆」
歴を暦    「彼女いない暦=年齢orz」
体型/体形を体系  「モデル体系でウラヤマシイ」
追及を追求  「大人の事情だから深く追求しないでね」
必至を必死  「責任を問われるのは必死だ」
脅威を驚異  「北の核ミサイルは驚異だ」
自信を自身  「失敗続きで自身をなくした」
賞品を商品  「ビンゴの一等商品はWiiです!」

間違って使っている人があまりに多いので、そのうち誤用の方がスタンダードになるんじゃないかと恐れおののく今日この頃。
うちの妹なんかを見ていても思うのだけど、みんな個々の漢字が持っている意味を意識せずひたすらコトバと漢字の対応関係を覚え込んでいるんじゃないだろうか。

▽(日誌)
 閉館間際の千代田図書館へ。CD3枚、本5冊借りる。せっかくなので大学に寄るが誰もいない。5階に上がったが、卒計の作業をしている四年生はまだわずかである。化粧用の筆がカメラのクリーニングに良いと何かで読んだので、無印で一つ買ってみた(画像)。リスの毛で出来ているらしい。リスって食べられるのかな。毛皮だけ取るのはもったいない。

・今日読み終えた本
(150)幻惑の死と使途 (講談社文庫) 森博嗣
「大人になるほど、こんな素敵は少なくなる。努力して探し回らないと見つからない。このまえ、君は、科学がただの記号だって言ったけれど、その通りなんだ。記号を覚え、数式を組み立てることによって、僕らは大好きだった不思議を排除する。何故だろう?そうしないと、新しい不思議が見つからないからさ。探し回って、たまに少し素敵な不思議を見つけては、また、そいつらをひとつずつ消していくんだ。もっともっと凄い不思議に出会えると信じてね…。でも、記号なんて、金魚すくいの紙の網みたいにさ、きっと、いつかは破れてしまうだろう。たぶん、それを心のどこかで期待している。金魚すくいをする子供だって、最初から網が破れることを知っているんだよ。」(286ページ)