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給付金、一応もらっとこうぜ。慰謝料だと思って。
▼(日誌)
　再開発のため、駅前のマックが今日限りで閉店するので入店。チーズバーガーを注文する。相変わらずマズい。安定低品質だ。アメリカ料理は豚の餌とはよく言ったもんだね。この店が開店したのは私が高校生のときで、開店当日は記念のグラスを目当てにセットを買ったのだった。そのまま学校へ持ち込んでお昼に食べていたらなぜか総スカンを喰らったのだけど、その理由は未だによくわからない。ちなみにその時もらったグラスは、箱から出すことなく放置されて今に至る。無料のオマケって、店では心惹かれても家に持ち帰ると後悔するね。｢ああ、ゴミが増えた！｣　そういう教訓から、私は不要なオマケを絶対に受け取らない。コンビニでペットボトルにおまけがついていたときなど、外して他のボトルに付け替えてから買うようにしている。後から買いに来た人は困るだろうけど(笑)

・今日読み終えた本
(3)かくして建築家の相棒―シベリア、スペイン、シルクロード こたえは風のなか　内藤 鏡子
　全く、毎日地平線に囲まれた生活をしていたらどうだろう。地球の輪郭だけを見ている内に、不安にならないだろうか。そのどこかに目を留める一点が欲しくないだろうか。　わたしは、彼等が毎日規則正しく祈るのが分かるような気がする。街の中でも、砂漠の真ん中でも、時間が来ると彼等はメッカの方向に向かって祈りを捧げる。彼らに必要なのは、キリストの十字架でも、仏像でもない。方向なのだ。(p.190)